ノンホモ牛乳とパスチャライズ牛乳の特徴・メリット・デメリット

牛乳を購入するときに種類が多くて迷ってしまうことはありませんか?

以前は、低脂肪くらいしか意識して購入していなかったのですが、妊娠を機に、なぜか牛乳にハマってしまって、もっと牛乳について知りたいと思ったので調べてみました。

食材宅配で牛乳を購入するときに、知ったのが、「ノンホモ牛乳」と「パスチャライズ牛乳」という牛乳。

  • ノンホモ牛乳って何だろう。
  • パスチャライズ牛乳って何だろう。

そんな疑問をお持ちの方はいませんか?今回は、これらについて詳しく調べました!

是非情報を共有させてください!

どちらもとっても美味しくておすすめですが、近くの一般スーパーでは、手に入らず、私は大地を守る会で購入しています。

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牛乳の種類は主に6つ

まずは、牛乳の種類について。牛乳の種類は大きく分けて6つ。

特徴を表にしました。生乳とは、牛から絞ったままの乳のことです。

種類別名称
牛乳 生乳を加熱殺菌したもの。成分は無調整。
成分調整牛乳 生乳から水分や乳脂肪分などの一部を除いて成分を調整したもの
低脂肪牛乳 生乳から乳脂肪分の一部を除いたもの(乳脂肪分0.5%以上1.5%以下)
無脂肪牛乳 生乳から乳脂肪分のほとんどを除いて無脂肪にしたもの(乳脂肪分0.5%未満)
加工乳 生乳に乳製品のみを加えたもの(濃厚タイプや低脂肪タイプなど)
乳飲料 生乳や乳製品を主原料に、乳製品以外(コーヒーや果汁など)を加えたもの

パスチャライズ牛乳とは?熱処理方法が違う

日本で市販されている9割以上の牛乳の熱処理方法は、「超高温瞬間殺菌法」。

「超高温瞬間殺菌法」は、120~150℃の高温で、1~3秒間という短時間で殺菌する方法です。

パスチャライズ牛乳は、「低温保持殺菌」(63℃~65℃で30分かけてゆっくり加熱殺菌処理)した牛乳。

すみえ

(パスチャライズ牛乳は、他に「高温短時間殺菌」(72℃15秒)という方法で加熱処理されるものもある。)

なぜ、パスチャライズというネーミングかというと、この熱処理方法を考えたのが、パスツール博士(フランス)だから、名前から、そのような名前になったそう。

パスチャライズ牛乳のメリット・デメリット

日本で市販されているほとんどの牛乳が「超高温瞬間殺菌法」なのは、生産効率が良いため。

短時間で熱処理できますからね。

「超高温瞬間殺菌法」と「パスチャライズ牛乳の殺菌法」、それぞれのメリット・デメリットを書いていきます。

超高温瞬間殺菌法のメリット・デメリット

超高温瞬間殺菌法のメリットは、生産効率が良いこと。

デメリットは、有用な細菌や微生物を死滅させる、タンパク質の熱変性を引き起こす、風味を損なうことがあるという点。

パスチャライズ牛乳のメリット・デメリット

パスチャライズ牛乳のメリットは、有害な菌は死滅させ、有用な菌を残すことができる。

生乳本来の成分や風味が損ないにくく、搾りたてに近い味わいになる。

タンパク質が熱変性しにくい。

タンパク質が熱変性しないと、体内でゆっくりと吸収されるため消化に優しいのだとか。

また、加熱による焦げ臭さがなく、サラリと飲みやすいのが特徴。

デメリットとしては、消費期間が短め、手間がかかるので値段高め

牛乳好きな人は、すぐに飲んでしまうから、消費期間短めでも大丈夫ですね。

ホモ牛乳・ノンホモ牛乳とは?処理方法の違い

ホモ牛乳・ノンホモ牛乳の名前の「ホモ」というのは、ホモジナイズからつけられています。

ホモジナイズ処理とは、牛乳に圧力をかけて、生乳に含まれる脂肪球を砕いて均質化する処理のこと。

ホモ牛乳は、ホモジナイズ処理した牛乳。

ノンホモ牛乳とは、ホモジナイズ処理していない牛乳。つまり、脂肪球の均質化処理をしていない牛乳のこと。

すみえ

日本では、上記の通り、高温殺菌処理された牛乳が多く売られていますが、熱処理する際に、ホモジナイズ処理していた方が、生産しやすいため、一般的に売られている牛乳は、ホモ牛乳が多いのです。

ホモ牛乳の特徴とメリット

ホモ牛乳は、消化吸収が良い。

乳脂肪が均質化しているので、くせが少なく安定した味わいで、飲みやすい。

ノンホモ牛乳の特徴とメリット

ノンホモ牛乳は、消化吸収がゆっくりなので、お腹を壊しにくい。

ノンホモ牛乳は、一定期間置いておくと、上のほうに脂肪分が浮いてクリーム(乳脂肪分)の層(クリームライン)ができます。

生乳に近い味わいで、上面に浮いたクリームを楽しむこともできます。(すくって、ミルク代わりにコーヒーに入れたりすると美味しい。)

上面に浮いたクリームが気になるときは、優しく振って飲むと気になりません。

おすすめ!大地を守る会の牛乳

牛乳好きの方におすすめしたい大地を守る会の牛乳。

大地を守る会で取り扱っている牛乳はこんな特徴があります。

  • 非遺伝子組み換え飼料を与えている。
  • 全てパスチャライズ牛乳。
  • ホモ牛乳とノンホモ牛乳がある。
日本は、飼料自給率が低く、畜産の飼料については輸入に頼っていることが多いんだとか。

輸入飼料は、遺伝子組み換え作物である可能性も高いので、避けたい方にとって、非遺伝子組み換え飼料と明記されているのは安心感があります。

私が、大地を守る会の牛乳を購入する一番の理由は、なんといっても味。

もともとあまり牛乳が好きではなかった私にとって、いまだに市販の牛乳でも、好きなものと苦手なものがあります。

大地を守る会の牛乳は、とても美味しいし、飲みやすいので、毎回リピートしたくなります。

大地を守る会のオリジナル牛乳を2つ紹介したいと思います。

まず、1つ目は、「大地を守る会のびん牛乳(ノンホモ牛乳)」(720ml)。(一番上の写真の右のビン牛乳です。)

びんに入っているので、中身が見える見た目が、食欲をそそります。

こちらは、ノンホモ牛乳なので、フタを開けると、クリームの層ができてることも。

クリームラインは、こんな感じ。

すみえ

すくって食べたり、コーヒーに入れて飲んだりして楽しめます♪

味が濃厚で、甘みを感じるので、カフェオレにすると、凄く美味しい!
ただし、写真のような感じで、クリームラインが浮いたりして、若干見た目が残念になりますが・・・。

すみえ

もう1つのおすすめが、「特撰 大地を守る会の低脂肪乳 (ホモ牛乳)」(1000ml)(一番上の写真の左、パックの牛乳です。)

低脂肪でさっぱり飲めるのに、コクもあっておいしい。

低脂肪牛乳を購入したいときは、こちらを購入します。

ビン牛乳の低脂肪タイプ(ホモ牛乳)も美味しいですが、パックの方が若干安いので、低脂肪はパックの牛乳を購入しています。

牛乳は、市販の牛乳でも、味の違いが分かることが多いですよね。

低脂肪と普通の牛乳でも違いが分かりやすいですが、ホモ牛乳とノンホモ牛乳でも、味がかなり違います。

大地を守る会を利用する機会がありましたら、是非、試してみて下さいね。

すみえ

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