【食材宅配サービスの選び方】基本的なサービス内容とおすすめ業者3選

  • 食材宅配を始めたいけど、どのサービスが合っているか分からない。
  • たくさん業者が合って絞り込めない。
  • 現在利用中だけど、使いづらい。
こんな疑問や迷いは、食材宅配選びあるあるです。

私が食材宅配を始めたことろと比べると、最近は食事関連の宅配業者がとても増えたなぁと実感しています。

しかも、どの業者も便利さ満点で魅力的。

こんなに多くの業者があると、どのサービスを選んでいいのか迷ってしまいますよね。

食材宅配と言っても、それぞれサービスが微妙に違うので、私自身、長年食材宅配を使ってますが、生活の変化に合わせて、併用したり乗り換えたりしています。

人気のサービス業者は、それぞれ良い点があるけど、ライフスタイルに合わないと、使いづらいと感じてしまうことも。

そこで、今回は、食材宅配の選び方のポイントや各業者でどのように違うのか食材宅配サービスの基本的なことについて解説していきます。

この記事を読むと、食材宅配サービスについて一通り分かり、ライフスタイルに合う業者の見つけ方、選び方のポイントが抑えられます。

食材宅配の選び方3つのポイント

ライフスタイルにピッタリの業者選びには、次の3つのポイントを抑えてみて下さい。

  1. 商品の品揃えをチェック(何が欲しいですか?)
  2. 商品品質や商品価格、必要な費用をチェック(予算に合ってますか?)
  3. 利用方法を確認(使いやすさはライフスタイルに合ってますか?)

最低限、この3つを抑えて絞り込んでみて下さい。

商品の品揃えは、食材中心の業者、食材・日用品どちらも豊富な業者、食材・日用品以外の商品も豊富な業者など様々。

品質が高いほど商品価格も高くなるので、予算に合った商品を扱っている業者を選ぶと、ある程度絞り込めてきます。

利用方法については、後程詳しく解説していきます。

ある程度絞り込めたら、こんどは実際の商品をチェックすることをおすすめします!

各社、入会前に購入できる「お試しセット」を販売しています。

「お試しセット」は、初めての方限定で、通常価格より格段に安い価格で購入でるケースが多い。

(お試しセットがない業者の場合は、資料請求で試供品がついてくるケースも。)

お得なので、入会前に是非お試ししてみて下さいね。

まずは人気の食材宅配サービスで特徴を比較

全く初めて利用するという方のために、まずは、人気の食材宅配のサービス内容を紹介します。

カッコ書きしている部分(【】の部分)が、業者を比較していく上で着目したい部分です。

「パルシステム」は産直時短が特徴!品質品揃え共に人気の生協

パルシステム特徴

  • 【入会金・年会費】出資金1,000~2,000円(地域により異なる)
  • 【手数料】200円前後(地域により異なる)(割引制度あり)
  • 【配送エリア】東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、静岡、新潟
  • 【商品価格】普通
  • 【取扱商品】食材・日用品雑貨など豊富(ベビー&キッズ商品あり、ご高齢者向け商品有り)
  • 【調理時短商品】豊富
  • 【安全性基準】やや厳しめ
  • 【お試しセット】有り

パルシステムは、自社便による定期宅配の生協。留守時でも指定場所に留め置きできるので、帰宅が遅い方でも安心。
商品は、産直時短が特徴。添加物や品質にも配慮されているので商品品質にこだわりたい方にもおすすめ。
赤ちゃんの粉ミルクやオムツ、大人のオムツの取扱いもあり、あらゆる世代の方が便利に利用できます!

CHECK IT OUT

>パルシステム詳細記事はこちら<

「コープデリ」は充実の品揃えとお手頃価格で人気の生協

コープデリ特徴

  • 【入会金・年会費】出資金500円又は1,000円(地域により異なる)
  • 【手数料】180円~200円(税別)(地域により異なる)(割引制度あり)
  • 【配送エリア】東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟
  • 【商品価格】安い
  • 【取扱商品】食材・日用品雑貨など豊富(ベビー&キッズ商品あり、ご高齢者向け商品有り)
  • 【調理時短商品】豊富
  • 【安全性基準】普通
  • 【お試しセット】無し。資料請求が可能。

コープデリは、食材宅配サービスの中では、価格が安く、一般スーパーで取り扱っている商品も多く取り扱っているので、スーパー代わりの利用におすすめ。
パルシステムと同様、商品種類が豊富で、小さな子供向けやご高齢の方向け商品、時短目的に使える商品が多い。
商品の種類の多さはパルシステムと同様だが、品数の多さはコープデリの方が上。
安さ、便利さ、品揃え重視の方向き。ミールキットやお弁当も充実してます。
下記、公式サイトから資料請求ができます。

CHECK IT OUT

>コープデリの詳細記事はこちら<

ミールキットが人気の「オイシックス」は品質重視の方向き

オイシックス特徴

  • 【入会金・年会費】無し
  • 【手数料】会員種別や配送形態、地域により異なる
  • 【配送エリア】全国(ヤマト運輸での配送ができない地域を除く)
  • 【商品価格】高い
  • 【取扱商品】食材中心(離乳食・幼児食あり)
  • 【調理時短商品】豊富
  • 【安全性基準】高め
  • 【お試しセット】有り。

オイシックスは、配送や注文方法に特徴あり!配送は運送業者による配送で、注文はネット注文のみ。
配送日時が土日含めて選べる点がメリット。だからといって、配送料がめちゃくちゃ高いというわけじゃないのが良い点。
日時指定したい方に向いています。
「Kit Oisix」というミールキットが人気商品。時短商品やベビー&キッズ向けの食品も取扱いがあり子育て中のご家庭に人気です。(※粉ミルク・オムツの取扱いはありません)。
「子どもに安心して食べさせられる食材」がコンセプトで安全性にも配慮があります。
パルシステムやコープデリと比べると商品価格は高め、食材中心なので、日用品・雑貨はほとんどありません。
日常に楽しい食事を取り入れたい方やお買い物を楽しみたい方向きの食材宅配。

CHECK IT OUT

>オイシックス詳細記事はこちら<

食材宅配サービスとは?種類・スーパーとの比較

そもそも食材宅配サービスとは?

ここからは、利用前に抑えておきたい基本的なことを書いていきます。

食材宅配サービス業者は主に2つあり、一般企業よるものと生活協同組合(生協)によるものです。

また、野菜中心、食材中心、食材と日用品雑貨など、取扱商品も業者により異なります。

食材宅配サービスと生協

食材宅配会社の場合、入会金は無料のところがほとんど。

生協(生活協同組合)の場合は、原則、組合員でないと利用ができない決まりになっているため、組合員になるための出資金の支払いが必要です。

ただし、出資金は、基本的に退会時に返金されるのでご安心を。

スーパーとの比較(良い点・悪い点)

スーパーと比較して最も良い点は、自宅(好きな場所)で注文が可能、自宅(指定場所)まで商品を届けてくれるという点。

遠方にしかスーパーがない方、利用時間が夜遅くなる方、子連れで買い物の方、重い荷物を運ぶのが難しい方などにも便利に利用できます。

逆に、悪い点は、実物を見たり触ったりできないという点。

期待したものと違うものが届くこともあります。

食材宅配の利用方法は2パターン

「食材宅配サービス」は、原則、定期利用ですが、都度利用できる会社もあります。

ここでは、定期利用の場合を「定期会員」、単発で利用する場合を「都度会員」と表現することにします。

  • 定期利用のみの業者例・・・パルシステムなど
  • 定期利用も都度利用もできる業者例・・・オイシックス、大地を守る会など

【定期会員】定期的に届いて便利

定期会員は、定期セット商品を登録する必要があったり、都度会員より商品代が安くなっていたりすることがあります。(このへんは、利用する業者で異なります。)

都度会員よりお得になるケースが多いので、頻繁に利用する方は、こちらがおすすめ。

定期会員の配送方法は、業者により2パターンあります。

1つは、その業者の専用車(自社便)によるもの。

もう1つは、一般運送業者(ヤマト運輸など)によるものです。(次の配送方法のところで詳しく解説します。)

MEMO
Q:定期会員は、必ず利用しないといけないの?
A:申請期限内までに申請すれば、お休みすることも可能。
ただし、お休み中の手数料については各社規定が異なる。
(申請期限までに申請すれば手数料はかからないところが多い。)

【都度会員】必要な時だけ利用できる

都度利用の場合は、配送の日時を指定することができます。

配送は、ヤマトなどの一般配送業者が行うため、定期会員と比較すると配送手数料が高くなることが多い。

配送業者による配送なので、留守時の留め置きはできず、留守の場合は、再配達依頼が必要。

配送方法は2種類|配送料や使い勝手にも影響するので重要!

配送方法は、2つあり、サービス業者や会員種別などにより異なります。

  • 自社便(その業者の専用車)
  • ヤマトなどの一般配送業者
MEMO
食材宅配業者は注文から配送までのタイムラグが多少生じます。
即日配達希望ならネットスーパーやミールキットの方がタイムラグが少ない。

自社便配送のメリット・デメリット

自社便配送の特徴は、留守時に玄関(指定場所)に留め置きしてくれること。

ルート配送が基本なので、配送日時は事前に決定され、希望の日時の指定はできない。

ライフスタイルによっては、メリットやデメリットになりやすい特徴です。

良い点は、配送料が安くなりやすいという点。

一般配送業者による配送のメリット・デメリット

一般業者による配送のメリットは、日時が指定できること。

デメリットは、玄関前の留め置きができず、留守時は再配達を依頼する必要があるという点。

また、地域手数料や冷凍手数料などがプラスされて、配送料が高くなりやすいという点です。

配送エリア|対象エリアなら自社便配送がお得

配送エリアは配送料に影響するので、よく考えておきたい項目。

自社便配送と一般運送業者配送がある食材宅配業者の場合は、自社便配送対象エリアの方が、断然送料が安く設定されています。

一般運送業者による配送の場合は、地域が遠いほど送料が高くなったり、冷凍品を注文すると冷凍手数料がかかったりと送料が高くなる傾向があります。

食材宅配の利用に必要な基本費用

基本的な費用は4つ。

  1. 入会金
  2. 年会費
  3. 商品代
  4. 送料・手数料
入会金は必要ないところがほとんど。

生協の場合は、組合員になるのに出資金(基本、退会時に返還される)が必要になります。

年会費は必要なところもあります。(知名度が高い業者だと、「大地を守る会」や「らでぃっしゅぼーや」なんかが必要な業者。)

商品代は、家計に響きやすいので予算にあった商品価格の業者を選ぶのが重要です。

スーパーだと、成城石井のように、高品質な商品ばかりを取り扱っていて商品価格が高めのスーパーもあれば、オーケーストアのように、価格を抑えた商品が揃っているスーパーもありますよね。(地域ネタですみません。)

食材宅配も同じで、業者によって取扱商品が異なり、商品代が高めのところ、安いところがあります。

送料や手数料は、会員のタイプや配送エリア、配送方法により異なります。

手数料は、送料が含まれていたり、送料と同じ意味合いで使われていることもあります。

注文内容によって、冷凍手数料がかかったり、エリア加算料が追加されたり、また、配送方法などの条件によっても異なってきます。

商品代が、一定金額を超えたら無料、赤ちゃんや子供がいる世帯は無料などの、手数料特典がある業者もあります。

支払い方法

支払方法は、利用する業者により異なりますが、口座振替かカード払いがほとんど。

現金払いや着払いというところは、ほとんどありません。

注文方法|最近はネット注文のみの業者もあります

以前は、食材宅配と言えば、カタログ注文が主流でしたが、最近はネット注文のみの業者もあります。

選べる場合は良いですが、ネットでしか注文できないというケースは、人によっては利用しづらいかもしれません。

見落としがち!!紙カタログ・お買い物サイトの商品情報も要チェック!

入会前に見落としがちなのが、商品情報の見やすさはどうかという点。

産地やアレルゲン情報など商品情報の表示は、各社異なります。

商品品質にこだわっている業者の方が、より詳しい情報が見れることが多いです。

スーパーでの買い物と違って、実物を確認することができませんので、この辺も事前に確認しておきたいところです。

また、ネット注文の場合は、商品の探しやすさや注文しやすさなども考えておきたいです。

食材宅配サービスの選び方まとめ|入会前の要チェック項目

以上のような点を踏まえて、絞り込んだ業者が合っているか、入会前に下記のような点をチェックしてみて下さい。

  • 取扱商品内容と商品特徴が求めているものか。
  • 必要な費用(商品価格と利用に必要な料金)は予算に合っているか。
  • 配送エリア・配送料の確認。
  • 休止した場合に必要な費用を確認。※
  • 注文方法の確認(カタログ、電話、ネット)。
  • 商品情報の見やすさ、注文しやすさをチェック。
  • 留守時の配送がどうなるかを確認。
  • お試しセットの有無を確認。
補足
※休止時に必要な費用
定期利用の場合。お休み申請をすれば手数料はかからないことが多いが、各社規定が異なるので要チェック。

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